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ブランシェ元環境相がケベック連合党首選出馬 [ケベック]

 オタワで11月26日、ケベック連合幹部会が召集されたのち、イブ=フランソワ・ブランシェ元州議がケベック連合党首選に立候補を表明した。
 ケベック連合は現在10人の下院議員がいるが、彼はそのうちマリオ・ボリュー暫定党首、レアル・フォルタン元暫定党首、下院最古参のルイ・プラモンドン議員ら5人に支持されている。
 ブランシェ氏は2014年までケベック党員として、ケベック州議とマロワ内閣環境大臣を務めた。2014年州議会総選挙で落選してからは、ラジオ・カナダの政治コメンテーターとして人気を博した。
 ケベック連合は、マルティーヌ・ウェレ前党首が6月に不信任されて以来、正式な党首を欠いており、ボリュー元党首が暫定党首に就いている。2019年2月24日に実施される党首選には、ケベック党から州議会選挙に出馬したクリスティエン・エベール氏が立候補を表明したほか、ミシェル・ブドリア下院議員も立候補を検討しているという。
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 最近の世論調査では、ケベック州におけるケベック連合の支持率は約14%で、首位自由党より10ポイント下の4位である。他州と異なり4党がひしめき合っているおかげで、ケベック連合は14選挙区で有力視されてはいるが、首位に立っている選挙区はわずかに2で、それらも2位と僅差である。
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ケベック政治転換、そのとき世論調査機関は [ケベック]

 ケベック州議会総選挙の結果は、またしても世論調査機関を驚愕させた。総選挙直前の世論調査では、ケベック未来連合と自由党の支持率の差はわずかで、最小で1ポイント、最大でも5ポイントしかなく、多くの機関は2または3ポイントだった。しかし実際の結果は、ケベック未来連合37.4%に対し自由党24.8%で、12.6ポイント差があった。つまり信頼できるはずの世論調査に、9ポイント以上の誤差が生じたことになる。それは、全ての世論調査機関が予測を外した衝撃の2013年ブリティッシュコロンビア州総選挙以降の、5年間で14回の総選挙において最大の誤差である。そのとき世論調査で、BC新民主党はBC自由党に7ポイントリードしていたが、実際の得票率では自由党が4.4ポイント上回った。

 世論調査機関は回答者から回答を得たあと、それを実際の有権者の年齢・性別などの構成比に合わせるため、特定の回答に倍率をかける。これがケベックでは言語が重要な要素となるため、回答を実際のフランコフォン(仏語話者)・アングロフォン(英語話者)・アロフォン(英仏語以外の話者)の比率に合わせる必要がある。問題は有権者の構成比が、実際の投票者の構成比と同じとは限らないということだ。
 全体の投票率は66.5%だったが、ケベック未来連合候補が勝った選挙区では69.4%だったのに対し、自由党候補が勝った選挙区では59.3%だった。フランコフォン人口が最も少ない9選挙区のうち8つは、投票率60%以下だった。レジェ・マーケティング社が選挙後に実施した世論調査は、非フランコフォンの47%が棄権したことを示した。自由党支持者には明らかに、長期政権に対する倦怠感があった。
 いっぽうメインストリート・リサーチ社のキート・マギー氏は、投票日の4日前の調査で「投票する党を変えることが大いにありえる」と回答した人が11%もいたと報告した。またレジェ・マーケティング社による選挙後の調査は、回答者の36%が最後の週に(うち11%は当日に投票所で)投票先を決めたことを示した。それは、2014年には8%にすぎなかった。同社の調査はさらに、ケベック州民の54%が実際に投票した党以外の党に投票することを検討し、自由党支持者の5%が最後の週末にケベック未来連合支持に変わったことを示した。

 次の連邦議会総選挙まで、あと1年もない。世論調査は今のままでいいのだろうか。カナダは法律で、投票日当日の世論調査発表を禁止している。メインストリート・リサーチ社のジョゼフ・アンゴラノ氏は嘆息する。
「私は、このような土壇場の翻意をどうやって捕捉すればいいのかわからない。」
 リサーチ・カンパニー社のマリオ・カンセコ氏も、できるだけ遅く調査を実施するくらいしか対策がないと嘆く。
 だがイプソス社のセバスチャン・ダレール氏は、楽観的だ。
「これは、過去50年間のケベック政治のパラダイムを転換する、定型外の選挙だった。独立論争がテーブルから下ろされ、ケベック州民は新しい構図を求めていた。だが連邦議会選挙は、定型のものになるだろう。長く続く現政権に対する、変化を求める強い欲求は見られない。」
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ケベック未来連合過半数、ケベック政界再編へ [ケベック]

 10月1日に実施されたケベック州議会総選挙は、即日開票され、ケベック未来連合74(37.4%)、ケベック自由党31(24.8%)、ケベック党10(17.1%)、ケベック連帯10(16.1%)、その他0(4.6%)(定数125議席、括弧内は得票率)という結果となった。ケベック未来連合は初の政権獲得で、48年間続いたケベック党と自由党による「独立か否か」の争いに終止符を打った。旧二大政党のケベック党は、公式政党の資格である12議席ないし得票率20%のいずれにも達せず、初めて総選挙に挑んだ1970年を除き、初めて第4党に転落した。ジャン=フランソワ・リゼ党首は落選し、即日党首を辞任した。自由党は、史上初めて得票率30%を下回った。

 フランソワ・ルゴー次期首相は1957年、ケベック州サン=タン=ド=ベルビューに生まれた。1998年ケベック党から州議に当選し、ブシャール内閣の産業・商業大臣と文部大臣、ランドリー内閣の厚生・社会福祉大臣と文部大臣を歴任し、党内重鎮と見なされたが、ケベック独立に疑問を抱くようになり、2009年6月政界を引退した。
 彼はその2年後、右派で非独立派の新党「ケベック未来連合」を旗揚げする。ヘルスケアの経費削減などを訴え「自由党と何も変わらない」と言われた同党は、もっぱら自由党の政治腐敗を攻撃してきた。自由党は、元ケベック党の彼を「隠れ独立派」と揶揄したが、彼は自身を「ナショナリスト」と呼んだ。ここで言う「ナショナリスト」とは「国家主義」ではなく、フレンチ民族主義のことである。
 新党には、ルゴー党首以外に経験ある政治家がいなかった。だが2007年総選挙で、党首一人しか議員のいなかった右派の民主行動党が野党第一党に躍進し、右派の非独立派にも根強い支持があることが示された。独立を訴えるケベック党は3位に沈み、思えばこのとき今日の予兆が見えていたというべきだろう。ケベック未来連合は2012年に民主行動党を併合し、その議員たちを傘下に収めた。2012年と2014年の総選挙は、どちらも3位に終わったものの、与党に迫る得票率を記録した。
 今回総選挙で同党は、財界の異論にもかかわらず、移民削減を提唱した。そして移民がフランス語の将来を脅かすとし、移住して3年以内にフランス語を学ばない移民を追放すると述べ、物議をかもしている。
 世論調査では、ケベック独立を支持する人が年々減っていることがわかっている。旧二大政党のケベック党が主張する独立は、有権者に受けなくなっている。そこで独立を訴えず、フレンチ民族主義を主張するケベック未来連合が、フランコフォン有権者の間で支持を広げていった。

 与党自由党は、財政の均衡を保つため予算削減に走り、有権者の支持を失った。
 自由党は歴史的に、世論調査より多く得票することが知られている。2012年総選挙では、自由党は世論調査でずっと3位だったが、蓋を開けてみればケベック党より4議席、得票率にして0.75%足りない2位だった。だがそのような現象は、ケベック党政権成立が独立をひき起こすという懸念から起きるもので、今回は独立を訴える党がなく、追い風は吹かなかった。

 ケベック党は、独立を問う住民投票を2022年まで実施しないと公約し、争点を移民とヘルスケアに絞ったが、存在意義を失い、支持者をつなぎ留める何の効果も生まなかった。独立を支持する者は独立派のケベック連帯に走り、フレンチ民族主義を支持する者はケベック未来連合に走り、初めて与党になった1976年以来最低の惨敗を喫した。
 2007年総選挙で野党第二党に転落したとき、党内で「独立路線は有権者に受けないのでは」という異論は出た。だがその後党首になったマロワ党首が独立を強く訴えなかったため、強行独立派との間で内ゲバとなった。そして自由党がマフィアと関係し支持を失ったため、ケベック党は再び政権に復帰できたものの、独立をあくまで訴えるべきかどうかという問題に向き合うことのないまま、今日の惨敗を迎えた。リゼ党首も落選しており、ケベック党は独立論争と次の党首を誰にするかをめぐり、一大転機を迎えるだろう。多くの批評家は、同党は近い将来消滅すると予測している。

 ケベック連帯は若い支持者が多く、若年層の投票率が低いことからこれまで苦戦を続けてきた。だが2017年10月に左派の小政党「国民の選択」を併合し、ケベック党が独立路線を棚上げしたことも有利に働き、根拠地のモントリオール島で6議席のほか、ケベック市で2議席、シェアブルック市で1議席、地方で1議席を獲得し、初の2桁議席・2桁得票率に達した。
 独立派の左派であるケベック連帯は、類似のケベック党と票を奪い合っている。ケベック未来連合はケベック連帯とは競合せず、フランコフォン有権者の票をケベック党と奪い合う関係にあることから、ケベック連帯の躍進もケベック未来連合に有利に働いた。
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【世論調査】ケベック未来連合の少数政権濃厚に [ケベック]

 10月1日のケベック州議会総選挙投票日を目前に控え、CBCは9月25日に政党支持率調査を実施した。その結果は、ケベック未来連合30.9%、ケベック自由党29.9%、ケベック党19.8%、ケベック連帯15.8%、その他3.6%となった。ここから導き出される予想獲得議席は、ケベック未来連合63(44~78)、ケベック自由党41(31~63)、ケベック党13(1~33)、ケベック連帯8(3~20)、その他0(0~0)議席(定数125、括弧内は最小と最大議席)となる。ケベック未来連合の勝率は78.2%で、同党の少数政権になる確率は42.1%と算出されている。

 ケベック未来連合は一時は自由党を20ポイントもリードしたが、支持率をじりじりと下げ、現在は僅差のリードを保っている。それにもかかわらず同党の勝利はゆるがず、過半数をうかがう勢いである。その理由は既述のとおり、フランコフォン有権者間での圧倒的な支持にある。同党はケベック市と、モントリオール島以外の州全域で幅広く支持されている。
 ケベック未来連合が支持率を下げた分だけ、他の3党は支持率を上げた。自由党は、根拠地のモントリオールを堅持している。ケベック連帯は、これまで根拠地だったモントリオール島のみならず、モントリオール市周辺にまで支持を拡大している。4党が激戦を繰り広げ、当選に必要な得票率が30%を下回るような選挙区では、同党が複数の議席をさらうチャンスがあり、これまで3議席が最高だった同党が2桁議席まで飛躍する可能性がある。
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「たちあがれケベック」の5議員がケベック連合に復党 [ケベック]

 連邦議会が夏休みを終えて召集されると、ケベック連合を離党して新党「たちあがれケベック」に参加した議員全員が、9月17日に復党したとマリオ・ボリュー暫定党首が同日発表した。
 復党したのはレアル・フォルタン議員(党首)、ガブリエル・サン=マリー議員、ルイ・プラモンドン議員、リュック・テリオー議員、モニク・ポーズ議員の5人。これにより下院勢力は、自由党182、保守党97、新民主党41、ケベック連合10、緑の党1、人民党1、CCF1、無所属2、欠員3(定数338議席)となった。

 ケベック連合では2月、ウェレ党首に反発して7人の議員が離党し、新党を結成した。だがウェレ党首が信任投票実施に追い込まれ、6月に不信任されると、ミシェル・ブードリア議員とシモン・マルシル議員の2人がただちに復党した。
 暫定党首になったボリュー氏は、性格のよく似た2党が共倒れになることを憂い、残りの5人を復党させるための布石に着手した。彼は、親ウェレ派と反ウェレ派の両方を含んだ執行部を構成し、党内融和に努め、8月に「たちあがれケベック」の議員たちに復党を呼びかけた。
 プラモンドン議員は「同じ選挙区に独立派の2つの党があるべきではない」と語った。
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ケベック未来連合、支持率4割以下でも過半数か [ケベック]

 ケベック州議会総選挙が、10月1日に実施される。
 CBCは8月29日、政党支持率調査を実施した。その結果は、ケベック未来連合36.6%、ケベック自由党28.7%、ケベック党18.4%、ケベック連帯10.9%、その他5.4%となった。ここから導き出される予想獲得議席は、ケベック未来連合73(60~85)、ケベック自由党37(27~50)、ケベック党10(2~27)、ケベック連帯5(2~7)、その他0(0~0)議席(定数125、括弧内は最小と最大議席)となる。ケベック未来連合の勝率は96.4%と算出され、焦点は過半数に達するかどうかだけとなっている。

 ケベックの歴史上、過半数に達した政党の最低得票率は、モリス・デュプレシが国民連合を率いた1944年総選挙での38.0%である。このとき自由党は得票率39.4%に達したが、議席数で下回った。第3党の人民ブロックは、得票率14.4%・獲得議席4議席だったので、有力な第3党が影響したわけではない。国民連合が得票率38.0%で過半数を獲れた理由、それは同党がフランコフォン有権者を独占できたからである。
 さて2018年、フランコフォン有権者の41%はケベック未来連合を、22%はケベック党を、20%は自由党を支持している。フランコフォン有権者が多数を占める選挙区は125のうち100あり、そのうち人口比で65%を占めている。ケベック未来連合の支持率は現在36.6%だが、同党は記録的低得票率で、過半数を獲得するとみられている。
 ケベック党は、1994年総選挙では得票率44.8%で、自由党の44.4%をわずかに上回ったにすぎなかったが、77議席の過半数を獲得し、自由党の47議席を大きく引き離した。ケベック党は1998年総選挙でも得票率42.9%で、得票率43.6%の自由党を下回ったにもかかわらず、76議席の過半数を獲得し、自由党の48議席を大きく引き離している。この原因もフランコフォン有権者の得票率にあり、1994年はケベック党が自由党に14ポイントリード、1998年はケベック党が自由党に18ポイントリードした。第3党の動向は問題ではなく、ケベック民主行動党(後にケベック未来連合に吸収される)の得票率が、1994年に6.5%、1998年には11.8%だったが、どちらも党首一人が当選しただけだった。

 ケベック州で20世紀以降、少数政権は2度しか誕生していない。一度目は2007年の自由党政権で、得票率は33.1%だった。第2党の民主行動党は30.8%、第3党のケベック党は28.4%だった。二度目は2012年のケベック党政権で、得票率は32.0%だった。第2党の自由党は31.2%、第3党のケベック未来連合は27.1%だった。ここから導かれる結論は、少数政権が成立するには強力な第3党が必要だということである。現在第3党のケベック党は、支持率が18.4%しかなく、1位と2位に大きく引き離されている。同党はかつての二大政党であるが、公式政党の資格を得る12議席獲得も危ぶまれている。
 これらのデータから多くの批評家は、低支持率にもかかわらずケベック未来連合の過半数を予測する。自由党はアングロフォンとアロフォンに支持されており、その動向はケベック未来連合の過半数をおびやかさない。同党の過半数を阻むものがあるとすれば、伝統的にフランコフォンに支持されてきたケベック党の、終盤での追い上げである。
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ケベック未来連合、政権奪取か [ケベック]

 ケベック州議会総選挙は、10月1日までに実施される。
 CBCは今月世論調査を行い、政党支持率をケベック未来連合34.8%、ケベック自由党29.7%、ケベック党17.0%、ケベック連帯10.7%、その他7.8%と発表した。ここから導き出される予想獲得議席は、ケベック未来連合72(65~85)議席、ケベック自由党39(27~53)議席、ケベック党9(1~25)議席、ケベック連帯5(2~10)議席(定数125、括弧内は最小と最大議席)となり、ケベック未来連合が過半数を獲得する可能性が非常に高いことがわかった。
 ケベック未来連合は、2017年秋から与党自由党をリードし続けている。州全体での、ケベック未来連合の自由党に対するリードはわずか5%だが、フランコフォン有権者での支持率はケベック未来連合40.2%、自由党22.0%、ケベック党19.5%となり、18ポイントもリードしている。フランコフォン有権者が圧倒的に多いことから、政治評論家のエリック・グルニエ氏は、ケベック未来連合の勝率を96%と測定した。非フランコフォン有権者での支持率は、自由党が68.3%と圧倒的に強く、ケベック未来連合の10.2%を大きく引き離している。
 かつての二大政党で、フランコフォン有権者に圧倒的に支持されていたケベック党は、その支持をケベック未来連合に奪われている。支持率1位の選挙区はわずか4つで、モントリオール島だけで5議席獲得を見込めるケベック連帯を、下回る可能性すらある。
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ケベック連合離党の2議員、復党か [ケベック]

 ケベック連合のウェレ党首が辞任を表明したため、離党した7名の議員のうち、ミシェル・ブードリア議員とシモン・マルシル議員の2名が復党を検討している。
 独立を求めずケベックの利益を求める新党「たちあがれケベック」の旗揚げを準備しているレアル・フォルタン議員は、ケベック連合は独立を綱領の第一にして中心とする動議を採択したことから、自分たちには復党する意志はないと、6月6日に語った。
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ウェレ党首、辞任を表明 [ケベック]

dims.jpg ケベック連合の信任投票で不信任されたマルティーヌ・ウェレ党首は、6月4日に記者会見を行い、11日付で党首を辞任すると発表した。また彼女は現在ケベック州議を務めているが、10月1日までに実施される州議会総選挙に立候補を予定していないと述べた。
 ウェレ党首は30分の会見を、涙を拭いながら語った。会見の半分以上は、彼女に辞任を公然と要求したデュセップ前党首と、信任投票に当たり彼女を「激しく中傷」したボリュー元党首への非難に費やされた。そして不信任された理由を、自分が独立派の女性だからとし、男性でもっと無能なリーダーはいたが自分ほど非難はされなかったと述べた。
「ケベック独立実現への主な障害は、独立運動の内部から来る。それは普通ではない。独立運動は病んでいる。内側の小さな争いに費やされる全てのエネルギーがケベック独立に向けられたなら、すでに達成されていただろう。」
 ケベック連合を離党し、新党「たちあがれケベック」旗揚げを準備しているレアル・フォルタン代表幹事は、ウェレ党首辞任に対し5日に「対応」すると語った。
「今日はウェレ氏の日だ。」
 同じく離党して新会派に参加したミシェル・ブードリア議員は、新党結成するのかそれともケベック連合に復帰するのかを、明確にしなかった。
「最終的な再統合に関する話し合いにのぞみ、好ましい空気を作ることが重要だ。次に何が起きるか保証はできないが、私は己の本分を成すつもりだ。」

 パイプライン問題は、今や国民的関心事となっている。そして、中西部の石油資源を送るパイプラインがケベックを通る計画を、独立派は独立を訴える絶好の好機と見ている。
 総選挙が遅くとも来年までに実施されるにあたり、革新政党であるケベック連合と新民主党は、反対派の票を巡り熾烈な争奪戦を繰り広げている。離党騒ぎに先立ち、昨年末に実施された政党支持率調査では、ケベック連合は保守党と並び、新民主党より6ポイントリードしていた。2011年総選挙ではケベックで旋風を巻き起こした新民主党は、頭にターバンを巻いたシーク教徒が党首になり、支持を拡大できずにいる。ケベック連合は、パイプライン計画を党勢建て直しのための追い風と見て、リーダーシップ問題に終止符を打ち、より強い大胆なスタンスを示しておきたいところである。
 保守党はケベックでの支持率が伸び悩んでおり、支持拡大のためパイプライン問題に乗じ、ケベックにおける反対の声に一定の理解を示すようになった。だが保守党の支持基盤は中西部にあるため、反対派に完全に迎合することはできず、ジレンマに悩まされている。与党自由党と野党保守党がパイプライン計画を推進するなら、それは瀕死のケベック連合にとっては天の恵みとなろう。
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ケベック連合、ウェレ党首を不信任 [ケベック]

 ケベック連合は6月1日と2日、マルティーヌ・ウェレ党首の信任投票を行い、信任32%・不信任67%で不信任したと3日に発表した。投票率は59%で、1万4500人の党員が電話とインターネットで投票した。
 いっぽう、同時に行われた「ケベック連合は独立を第一にして中心たる綱領とすべきか」という方針の信任投票は、65%の支持を得た。
 党則では50%を超える信任があれば党首は留任できるが、一般に留任には80%以上の信任が必要と考えられている。ウェレ党首はこの日はコメントせず、4日に記者会見を行うが、そこで辞任するものと見られる。
 彼女は連邦議会に議席がなく、ケベック党を離党して現在は無所属のケベック州議を務めている。彼女の居場所は、もうこの党にはないだろう。彼女は就任後わずか1年3か月で、総選挙を一度も戦うことなく辞任し、おそらく離党するだろう。
 ウェレ党首のリーダーシップに異を唱え、7人もの議員が2月に離党し、新党「たちあがれケベック(Québec Debout)」を旗揚げした。わずか3人になった議員のうち、ウェレ党首を信任したのは2人で、元党首のマリオ・ボリュー議員は不信任した。青年部も支持を取り下げた。

 ウェレ党首側近のジルベール・パケット氏は、ウェレ党首の方針は信任されたにもかかわらず彼女自身が信任されなかったのは矛盾だと述べ、7人が離党する前は党支持率が30%あった事実を指摘し、その事件が投票に影響したと述べた。
 ウェレ党首を支持したマリレーヌ・ジル議員は、党首不信任は残念だが、独立路線が支持されたのは良かったと語った。
「それは綱領の第1条である。私がそう言うのはこれで4度目だ。人々が望むのは、独立の推進だということが明確になった。」
 ウェレ党首に辞任を要求してきたジル・デュセップ前党首は、10月に実施される州議会選挙の後、党首選を行うべきだと提案した。
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ケベック連合離党の7人、新党結成へ [ケベック]

 2月にケベック連合を離党し新会派を結成した議員7人は、5月1日の記者会見で、次の総選挙に間に合うように新党を結成すると発表した。新党はケベックの利益のためだけに働き、自由党・新民主党・保守党と適宜に連携するという。
 レアル・フォルタン議員は、ケベック連合の歩みを振り返りこう述べた。
「この大きい党は、ケベックの利益と文化と野望を、常に力をもって、妥協することなく守ってきた。問題は、ウェレ氏がいることだ。彼女は、ケベック連合の任務の解釈やメンタリティを変えてしまった。我々が心から正しく働くには、ほかのいかなる選択肢もない。我々には、新しい党を結成する以外の選択肢はない。」
 彼らは、たとえウェレ党首が6月の信任投票に敗れ退任しても、新党を結成すると語った。
 ルイ・プラモンドン議員は、ケベック連合の想い出を感傷的に語った。
「ケベック連合は、私の心に強く残っている。私はその結成に加わり、それが多くの努力を必要としたことを覚えている。だが今、私には今日再スタートを切ることがとても美しいように感じられる。ただ今から、ケベック連合は意味を失う。それはもはや存続せず、選挙民にとっても党員にとっても関心事ではなくなる。」
 いっぽうウェレ党首は、7人の行動を批判した。
「7人の脱落者たちがしたことは、我々の力を削ぐ原因を作り、ケベック連合を前進させるのではなく内部の問題に時間を取られるよう仕向けたことだ。」
 ケベック連合は6月1日と2日、ウェレ党首の信任投票を行う。議員はわずか3人となったが、マリオ・ボリュー議員(元党首)はウェレ党首を信任しないと公言している。
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ケベック連合、党首と党方針について信任投票 [ケベック]

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 ケベック連合は6月1日と2日、マルティーヌ・ウェレ党首のリーダーシップと党の方針に関する信任投票を行う。
 前者の設問は「あなたは、ケベック連合党首マルティーヌ・ウェレへの信頼を取り戻すことに同意しますか?」と単純だが、後者は「ケベック連合は日々の活動において、単に理論上のものではなく、あらゆる集会とあらゆる機会において、支持者や市民やメディアに、そしてオタワの議会で、現在から独立するまで、ケベック連合綱領第1条として、独立の推進者であるべきですか?」と長く複雑なものになっている。
 既報のとおりケベック連合議員7人は、ウェレ党首がケベックの利益を重視せず独立ばかり話題にすることに反発し、離党した。
 結果は、6月3日に発表される。どちらの設問も、投票の50%+1票で決定される。


図:「殉教者ウェレか?」マルティーヌと、殉教者を意味するマルティールをかけている。
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デュセップ前党首らがウェレ党首に辞任を要求 [ケベック]

 ジル・デュセップ前党首らケベック連合の元議員21人は3月2日、マルティーヌ・ウェレ党首に辞任を要求する公開書簡を仏語紙「ル・デボワール」に掲載した。そこには、次のように書かれていた。
「我々は、7人の議員が離党した事情を理解する。」
「独立派が団結する必要があるとき、マルティーヌ・ウェレは分断した。彼女は辞めなければならない。」
 いっぽうケベック連合本部は翌3日に臨時会議を召集し、ウェレ党首を支援することを決定した。彼女は記者会見で、こう述べた。
「独立主義者の党であるケベック連合のリーダーとして、私があまりに多く独立について語るなどと、彼らはどうやって言えるのか。私にはわからない。」
 彼女は、辞任の噂をきっぱりと否定した。さらに、彼女が党に9万5000ドルの給与を要求したという情報をリークした件で、離党した議員たちを非難した。
 そして注目された除名処分だが、実施せず、議員たちの党員資格を残し、戻って来るよう呼びかけることとした。彼女は「ドアは開いたままになっている」と述べた。
 ウェレ党首の記者会見を受けて、ケベック議会派議員たちは「何も変わらなかった」という声明を発表した。
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ケベック連合議員7人が離党 [ケベック]

 ケベック連合(10議席)の議員7人が2月28日、マルティーヌ・ウェレ党首に造反し、離党して新会派を結成した。
 新会派「ケベック議会派」(Groupe parlementaire québécois/Quebec parliamentary group)に移籍したのは、レアル・フォルタン議員(前暫定党首)、ガブリエル・サン=マリー議員(前下院幹事長)、ルイ・プラモンドン議員(元下院幹事長)、リュック・テリオー議員、ミシェル・ブドリア議員、シモン・マルシル議員、モニク・ポーズ議員の7人。残ったのはマリオ・ボリュー議員(党代表・元党首)、ザビエル・バルサル=デュバル議員、マリレーヌ・ジル議員の3人。これにより下院勢力は、自由党183、保守党97、新民主党44、ケベック議会派7、ケベック連合3、緑の党1、無所属2、欠員1(定数338)となった。
 1984年に進歩保守党議員としてそのキャリアを始め、1990年のケベック連合旗揚げに参加し、ケベック連合議員として28年間務めた最古参のプラモンドン議員は、次のように述べた。
「私はケベック連合で多くの危機を見てきたが、これは間違いなく最も深刻なものだ。」
 彼は、自分たち7人はまだケベック独立を信じていると述べたが、分裂の事情についてこう説明した。
「ウェレ党首はあらゆる機会において、独立を語りたいし、我々にも語って欲しがっている。」
 いっぽうウェレ党首は、党はケベック共和国実現のために戦い続けると語った。
「ケベックの利益を擁護する最善の方法は、独立の向こう側にある。」
「『私たちが独立国だったらもっと多くのことが良くなるのに、今はカナダの枠に捕われているからできない』と言う人が、非常に多い。」

 ケベック連合はもともと、ケベック独立を期して結成された。それから28年が経ち、独立はいまだ実現していないが、それでも結党から21年間ケベックの最大勢力でいられたのは、ジル・デュセップ元党首がケベックの利益のために働いたからだ。ケベック連合には歴史的に、あくまでも独立を志向するハードコア独立派と、ケベックの利益を優先するソフトな民族主義者の間に対立があった。だが、初めて挑んだ1993年総選挙でいきなり野党第一党に躍り出たのは遠い昔のこと、2011年総選挙にはわずか4議席の泡沫政党に転落し、それどころではなくなった。2015年総選挙では苦戦を伝えられたが、ニカブ論争の追い風に乗じ10議席を獲得。しかし2017年3月、ケベック州議で連邦議会に議席を持たないウェレ氏が党首に就任すると、独立路線を邁進する彼女と議員たちとの間に再び路線対立が始まった。
 彼女の側近ルイ=フィリップ・デュボワ氏が6月、フォルタン議員の悪評をリークしニュースになると、議員たちは一斉に反発した。彼女はデュボア氏を解任し謝罪したが、議員たちはリークは彼女の指示によるものと疑った。
 党役員会はウェレ党首に、連邦議会の議席がなく議院活動の実態がないのに9万5000ドルの給与を支払い、そのうえ州議(無所属)でもあるので20万ドルの手当ても支払うことを決定した。
 ウェレ党首は役員会を召集し、ケベック連合はソフト路線ではなく独立を強調すべきだ、また党首就任以来議員たちが自分に従ってくれないと演説した。だがフォルタン議員は「役員会を召集し、自分は犠牲者だと訴える。そのような演説はリーダーがするものではない」と厳しく批判した。他の議員たちもウェレ党首への不満を公言し、議会での質問をボイコット(ウェレ党首は質問できない)した。
 2月26日、ガブリエル・サン=マリー下院幹事長がついに辞任。2日後には議員たちの大量離党に至った。

 2011年総選挙とは異なり、ケベック連合の票が分散するなら、その最大の受益者は自由党だ。
 CBCによる2月27日の世論調査によると、ケベックでのケベック連合支持率は17.2%で、2015年総選挙の得票率より2ポイント低く、自由党より26ポイント低い。もしも総選挙が今実施されたら、獲得できる議席はわずか3となる。
 ケベック連合が勝利した10選挙区のうち8つで、自由党は2位か強い3位に着けた。自由党がケベックで支持率を上げていることを考慮すると、次の総選挙では、10選挙区の全てを自由党が獲得する見込みが大きい。
 キャンペーン・リサーチ社の世論調査で、ケベック連合支持者のうち、最善の首相は自由党のトルドー党首だと答えた人は15%で、保守党のシーア党首と新民主党のシン党首の4%よりかなり大きい。また、ケベック連合支持者によるトルドー党首支持率も27%で、シーア党首の14%、シン党首の10%を大きく引き離している。
 ケベック連合がかつてケベックで保持していた支持基盤が崩壊したとき、新民主党は2011年総選挙でその大部分を取り込むことに成功したが、宗教的シンボルであるターバンを着用する人物を党首に選んだ時点で、その目論見は潰えた。保守党はケベックに浸透するため、キリスト教を擁護しそれ以外の宗教に冷淡にすることもできるが、ケベック民族主義に近づきすぎると、残りのカナダで支持を失うおそれもある。
 次の総選挙でケベック連合支持者が棄権するなら、すでにリードしている自由党の利益となる。もし彼らが他党に投票しようと思うなら、選ぶのはおそらく自由党だろう。
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モントリオールの店員はフランス語のみで挨拶する動議採択 [ケベック]

 ケベック州議会は11月30日、ケベック党が提出した、モントリオールの店舗で店員は客にフランス語のみで「ボンジュール」と挨拶するという動議を、111対0で採択した。バイリンガル都市モントリオールでは、英仏二か国語で「ボンジュール・ハイ!」と挨拶するのが長年の慣習となっていた。この動議には、強制力はない。
 ケベック州当局の調査で、モントリオールにおける客への挨拶は、フランス語のみは2010年の89%が2012年には74%に減少し、二か国語は1%から13%に増加していたことが判明した。ケベック党のジャン=フランソワ・リゼ党首は、モントリオールではあまりに多くの店員がフランス語と英語を話しており、フランス語がケベックの公用語であることを再確認する必要があると語った。
 同党のパスカル・ベリューブ院内幹事長も、「ボンジュール」だけが正しいアプローチだと断言した。
「それは我々の起源であり、我々自身であることだ。そして我々自身であることとは、アングロフォン・コミュニティを含むフランコフォン都市であることだ。」
「最初に言うべきことは『ボンジュール』である。それは敬意である。」
 ケベック党が最初に提出した原案では、「ボンジュール・ハイ」を「いらつかせる」と定義していたが、フィリップ・クイヤール首相は、そのような表現は「アングロフォンとフランコフォンの対立を煽る」として修正させた。

 だがモントリオールで営業する店主や店員たちの多くは、動議採択に疑問の声を上げた。スポーツ用品店に勤めるサム・モクタールさんは、二か国語の挨拶はモントリオールの誇りであると考えている。
「世界に向けて歓迎の意を表すため、バイリンガルであることは商売にも、モントリオールの評判のためにもよいことだ。このあたりでは、みんな同意するだろう。」
「政治は、ここでは機能しない。」
 モントリオールで喫茶店を経営するカラム・ゲブランさんは、フランス語のみの挨拶は、英語しか話せないという合図を客に送ることになると懸念した。モントリオールとポワント=クレールで店を持つキャロライン・ハーパーさんも、二か国語の挨拶はどちらの言語ででも対応可能だという合図を送っていると指摘した。
「人々を歓迎するためにあらゆる手立てを講じないなら、特に観光地では、客を逃すことになる。」
 またかなり多くの小売業者が、モントリオールの人々は英語とフランス語に限らず多様な言語を話していると語った。
 モクタールさんは、アラビア語とギリシア語を話す。モントリオールで土産物店に勤めるマリヤ・サダトさんは、アフガニスタン出身だが、店で「ボンジュール」「ハイ」のほか、ペルシャ語・スペイン語・ウルドゥー語などを使う。
「私には、その問題が理解できない。カナダは多文化・多言語の国だ。」
「私はお客さんに、カナダで楽しい思い出だけを抱いて帰ってほしいだけだ。」
 ダウンタウンの駅でキオスクを経営するリュードミラ・ズーバさんは、個人的にはフランス語のみの挨拶を好むと語った。
「私に向かって『ボンジュール・ハイ』と言うのは、重複していてちょっとばかにしたように聞こえる。」
 彼女はまた、政治家はこのような問題ではなく、都市再開発のため彼女の店を閉めようとしているが、中小商工業者が営業を続けられるよう配慮することの方が重要ではないかと述べた。
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「ケベック連帯」と「国民の選択」、合併に合意 [ケベック]

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 「ケベック連帯」のガブリエル・ナドー=デュボア共同代表とマノン・マッセ共同代表、および「国民の選択」のソル・ザネッティ党首は10月5日、共同記者会見を行い、両党合併に合意したと発表した。両党は12月の党大会で、承認を求める。
 ナドー=デュボア共同代表は「これは独立に向けた大きな一歩だ」と語った。
 ケベック連帯は、ケベックの左翼勢力とフェミニズム団体が合併して2006年に結成された、独立派の政党である。国民の選択は、ケベック党が独立に邁進していないと見たジャン=マルタン・オーサンによって、2011年に結成された独立派の政党である。州議会でケベック連帯は現在3議席、国民の選択は議席を獲ったことはない。
 国民の選択は、初めて挑んだ2012年州議会選挙で得票率わずか1.9%に終わり、議席を獲得できなかった。2014年州議会選挙では、得票率は0.7%にまで低落した。2016年に実施された7つの補選でも、得票率は1%を超えることはなく、2017年10月2日のルイ=エベールの補選では、国民の選択の候補は投票率わずか0.26%で、10人中9位の惨敗を喫した。今では同党は、世論調査の選択肢に含まれることもなくなった。
 ケベック連帯は、2008年に1議席(得票率3.8%)、2012年に2議席(6.0%)、2014年に3議席(7.6%)を獲得するなど、モントリオール島で支持されている。最近の世論調査では、支持率が12~18%にも達し、モントリオール島で数議席の獲得が確実に見込まれている。もしも国民の選択の票が全部ケベック連帯に入っていたら、2012年州議会選挙でもう5議席、2014年州議会選挙でもう2議席獲得できたことになる。
 ケベック党のジャン=フランソワ・リゼ党首は、国民の選択が得票率1%以下の泡沫政党である点を強調し、合併は大した影響はないと語った。ケベック連帯は今年初め、ケベック党と提携しないことを決定していた。


写真:左からガブリエル・ナドー=デュボア共同代表、ソル・ザネッティ党首、マノン・マッセ共同代表。
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ケベック連合党首にウェレ [ケベック]

 ケベック連合(BQ)の次期党首に、マルティーヌ・ウェレ州議(47歳)が就任することが確実となった。
 ケベック連合は2015年の連邦議会選挙で敗北し、ジル・デュセップ党首(当時)は自身も落選したため辞任した。党首選が今年3月に実施される予定になっていたが、14日の締切までに立候補者がウェレ氏一人しかいなかったため、無投票での当選が決まった。立候補を表明していた教師のフェリ・ピネル氏は、必要な数の推薦人を集めることができず、断念した。彼女は18日、正式に党首に就任する。
 党首就任が確実になると、彼女はケベック州会議事堂で語った。
「ケベック連合は(絶滅した)恐竜ではなく、不死鳥である。」
 彼女はマギル大学で機械工学を学び、ケベック電力公社で技師として勤めた。10代のころからケベック党(PQ)員として活動し、ポリーヌ・マロワ党首に見出され、2010年州議会補選に当選して政界に入った。そしてケベック党が2012年に政権を奪回すると、マロワ首相は彼女を天然資源大臣に任命した。
 ケベック党が2014年に政権を失い、マロワ党首が辞任すると、翌年党首選が実施され、ウェレ氏は立候補したがペラドー氏に敗れた。ペラドー党首も2016年に辞任し、再び党首選が実施され、彼女は再度立候補したが、リゼ氏に敗れた。
 ウェレ氏は今後、ケベック党幹部会を離脱し、無所属のケベック州議として任期いっぱいまで務め、同時に連邦議会に議席を持つケベック連合党首として二足の草鞋を履くことになる。当面は月曜は連邦議会のあるオタワで過ごし、火曜から木曜までは州議会のあるケベック市に滞在し、金曜から日曜まではバション選挙区で過ごすという。ケベック未来連合のフランソワ・ルゴー党首は、ウェレ氏は連邦政党党首か地方議会の議員か、どちらかに決めるべきだと語った。
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 彼女がケベック党党首選に出馬したとき、ケベック党政権が成立したら1期目で独立を問う住民投票を行うと公約した。だが当選したリゼ現党首は、ケベック党政権になっても2022年まで住民投票は行わないと公約しており、ウェレ次期党首はリゼ党首の意向を尊重すると語った。
 ウェレ氏は独立に前向きだが、環境問題にも熱心である。彼女はその点において、ケベック在住アングロフォンから支持を得られると期待している。
「ケベックが、地球温暖化とポスト京都議定書の世界的リーダーになりえることに、大多数のアングロフォンが同意すると私は考えている。だがそうなるためには、我々が独立国である必要がある。」


図:オタワとケベックを股にかけるマルティーヌ・ウェレ次期党首。転落しそうだ。
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ケベック党党首にリゼ [ケベック]

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 10月7日に行われたケベック党党首選で、ジャン=フランソワ・リゼ元国際関係大臣(58歳)が当選した。彼は2回目の投票で、50.6%の票を獲得した。
 アレクサンドル・クルティエ元政府間関係大臣は当初本命視され、世論調査でもトップを走っていたが、エリート主義だと非難され、失速し得票率31.7%と敗れた。マルティーヌ・ウェレ元天然資源大臣は、17.7%に終わった。ポール・サン=ピエール・プラモンドン候補は、1回目の投票で脱落した。
 リゼ候補は、もし首相になっても1期目は独立を問う住民投票を実施しないと公約して、穏健派の反発を避けながら、ブルカ禁止や移民の誘致を減らすなどの政策を訴えた。これらの政策は近年の世論調査を意識したもので、彼の勝利に貢献したが、対立候補や若い有権者からは「分断政治」と批判された。
 それでも彼は当選を決めると、自分を支持する独立派に向けて英語で語った。
「我々の、独立を支持する我々の夢は、これまで以上に生き続けている。我々は、我々以外の誰にも許可を求める必要がないことを知っている。我々は、ケベックが世界の舞台に存在することを知っている。我々は、未来が我々のものだということを知っている。我々は今夜、勝利への道が我々の前にあることを知っている。」


写真:右からマルティーヌ・ウェレ元天然資源大臣、ジャン=フランソワ・リゼ新党首、アレクサンドル・クルティエ元政府間関係大臣、ポール・サン=ピエール・プラモンドン候補。
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ケベック党暫定党首にゴドロー元運輸大臣 [ケベック]

 ケベック党は5月6日、幹部会を召集しシルバン・ゴドロー元運輸大臣を暫定党首に選出した。前回党首選からまだ日が浅く、多くの党員が短い党首選を望んでいるため、党首選は9月15日から10月15日の間に行われる。党首選の規則は、5月中に決定する見込みである。
 昨年5月の党首選で次点となったアレクサンドル・クルティエ元政府間関係大臣と、ベロニク・イボン元社会サービス大臣が有力視されているほか、ジャン=フランソワ・リゼ元国際関係大臣とマルティーヌ・ウェレ元天然資源大臣も、出馬に意欲的とみられている。ベルナール・ドレンビル院内幹事長は、出馬しない意向を表明した。
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ケベック党のペラドー党首、辞任を発表 [ケベック]

 ケベック党のピエール・カール・ペラドー党首は5月2日、「家庭内の事情」を理由に党首と州議を辞任し、政界から引退すると発表した。
 彼はタレントのジュリー・スナイダー氏と長年事実婚していたが、2015年8月に結婚した。だが彼女は、公党党首夫人として多くの犠牲を払う必要があったらしく、2016年1月に別居していた。実はこの前日、ジュリー夫人がラジオで離婚調停について語っており、ケベック党のフランソワ・ジャンドロン州議は「ジュリー・スナイダー氏がきのう語った尋常ではないインタビューが、関係していると思う」と語った。
 ペラドー党首は最近、ケベック独立を達成するため、独立派の野党「ケベック連帯」「国民の選択」に統一ロードマップを作成するよう呼びかけたが、不調に終わった。ケベコー財閥総帥で組合バスターとして知られる彼と歩調を合わせることに、他党は二の足を踏んだ。
 ペラドー党首自身もまた、ポリシーを鮮明にしようとしなかった。組合バスターの彼は労働運動の闘士にはなれなかったし、彼の本質はナショナリストだったが、自党が革新政党であることに配慮した結果、ナショナリストとしての本領を発揮することもなかった。
 ペラドー党首就任以来、ケベック党の支持率は最大でも31%を超えることはなかった。与党自由党は最低でも32%以上を記録し、シャレー前政権の汚職が発覚し支持率を下げているときでも、ケベック党は支持率を上げることはできなかった。レジェ・マーケティング社による最近の世論調査では、ペラドー党首の支持率31%に対し、不支持率は55%にものぼった。そして彼の支持率は、ケベック未来連合のフランソワ・ルゴー党首やケベック連帯のフランソワーズ・ダビ共同代表よりも低かった。
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