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「真実と和解の日」、9月30日で調整 [先住民]

 「真実と和解委員会」が提言した新しい祝日「真実と和解の日」について、連邦政府は9月30日にする方向で調整している。
 連邦議会では2月5日、ジョージナ・ジョリボワ下院議員(新民主党)提出のC-369号法案として、下院民族遺産委員会で審議された。同法案は、「先住民の日」として知られる6月21日を法定休日にすることを請求していた。だがその日は、先住民の文化と貢献を祝う日とされており、ジョリボワ議員自身もその意向であった。しかし「真実と和解委員会」が提言した新しい祝日は、「寄宿学校における暴虐の歴史を心に刻み、生存者に敬意を表する」日の設定であり、「先住民の日」にはそぐわなかった。何人かの委員は、2つの記念日の統合は「不適切かつ敬意を欠いている」と考えた。
 ジョリボワ議員もこれに納得し、6月21日の「先住民の日」は「どこにも行かない」と断言した。
「太陽が昇り、ほかのどの日よりも長く天にとどまる日。ファースト・ネイションズ、メティス、そしてイヌイットの人々には、祝う理由がまだある。」
 委員会はまた、6月21日の祝日はカナダ・デー(建国記念日/7月1日)や、ケベックの事実上の建国記念日「サン・ジャン・バチストの日」(6月24日)に近いことを懸念した。
 連邦政府による代案は、「オレンジシャツ・デー」として知られる9月30日である。それは1973年、6歳だったフィリス・ウェブスタッドさんが、祖母からもらったオレンジ色のシャツを着て、初めてウィリアムレイク(ブリティッシュコロンビア州)のセントジョゼフ・ミッションスクールに行ったが、教師にシャツをはぎ取られてしまったことにちなんでいる。

 新しい祝日は、元日、グッド・フライデー、カナダ・デー、レイバー・デー、クリスマスに続き、カナダで6番目の法定祝日となる。なお連邦政府が法定祝日を定めても、連邦政府従業員に適用されるだけで、祝日の設定は憲法上、州と準州の権限である。たとえば11月11日のリメンバランス・デーは、連邦が定めた法定祝日だが、いくつかの州は祝日と制定していないため、それらの州では連邦政府従業員をのぞき、多くの民間従業員は出勤する。
 6月21日は、ノースウェスト準州とユーコン準州ではすでに法定祝日となっている。
 余談だが、9月30日は筆者の誕生日である。
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