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総督、連邦議会を停会 [2008年政治危機]

 ハーパー首相は12月4日9時半(東部標準時)、総督官邸リドー・ホールを訪れ、連邦議会の停会を奏上した。2時間以上に及ぶ長い会談の後、ミカエル・ジャン総督は史上初めて、議会の停会に同意した。これにより現在の会期は終了し、8日に予定されていた内閣不信任案採決は回避され、ハーパー政権は1月まで延命することとなった。
 議会の次の会期が開かれるのは、1月26日である。そこで最初に扱われるのは2009年度予算となる。予算案はそれ自体が内閣信任投票であり、否決されれば内閣総辞職か解散・総選挙に追い込まれる。だが経済危機の最中にあって、野党の言い分を取り入れ経済対策が盛り込まれるであろう予算案を野党が蹴って、新政権樹立もしくは総選挙に突入することにはいささか抵抗があるかもしれない。
 会談を終えてリドー・ホールから現れたハーパー首相は、声明を発表した。
「政府は、野党と対話する用意がある。私は、彼らの提案を聞きたい。」
 また、ケベック連合についてこう述べた。
「私のカナダはケベックを含み、彼らのケベックはカナダを含まない。」
 これらの動きについて、自由党のステファン・ディオン党首はこうコメントした。
「我々は、今日ここで起こった無法を噛みしめるべきだ。カナダの歴史上初めて、首相が議会から逃げ出している。」
 新民主党のジャック・レイトン党首はこう語った。
「私は、不信任されるとわかっている下院のドアに施錠する首相を信任することはできない。」
ケベック連合のジル・デュセップ党首もこう述べた。
「我々は首相を信じない。我々は首相を信任しない。」
 自由党のデレク・リー議員は、議会の停会について過去の例を挙げた。それは1933年の選挙期間中にドイツの国会議事堂が放火された事件で、ナチスはこれに乗じ戒厳令を施行して言論や集会の自由を制限し、共産党を弾圧し、選挙で躍進した。
 自由党のジム・カリジャニス議員は、1月に連邦議会が開会される前にディオン党首は更迭されるだろうと語った。

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