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グローブ&メイル紙コラム「新民主党に残された居場所は極左のみ」 [新民主党]

 新民主党は権力の追求を忘れ、国家の良心という伝統に回帰すべきだろう。それには、2011年総選挙で野党第一党に跳躍(leap)したことは、二度と起こることのないまぐれだったという事実を受け入れる必要がある。
 時代にマッチした若い魅力的なリーダーを持つ一新された自由党がこうなっていなかったら、昨年10月に新民主党には別の筋書きがあっただろう。トム・マルケアは彼の党を政治の本流に導き、スティーブン・ハーパーを打ち倒し今ごろは首相になっていたかもしれない。
 だが今、中道左派はトルドー自由党に占有されていて、彼らは長い間政権を握り続けるものとみられている。新民主党には、極左しか居場所はない。
 さらにエドモントンでの党大会で代議員たちは、もし採択されれば新民主党を当選困難にする「跳躍(leap)マニフェスト」を受け入れた。そして彼らは、それを空想的で誇大な怒りとしてそれを却下するのではなく、それを検討することを決議した。これこそ、新民主党が権力よりイデオロギーに関心を持っていることを示している。彼らは、現実の世界で己の手を汚して政治を行うこともなく、道徳的な高い位置から大衆に説教し、世界を紙で作り直そうとする、かつての周辺的存在に戻れて満足することだろう。
 最悪でも、新民主党は徐々に場違いな存在に落ちていくだけだ。せいぜい良くても、それはトルドー政権の番犬として役に立つことだろう。バーニー・サンダースがヒラリー・クリントンを、より左にシフトさせたように。
 ところで誰が、活動家たちの心を掴んだ過激派にレールを敷かれた党を導くのだろうか。スティーブン・ルイス(訳者注※オンタリオ新民主党元党首・元国連大使)の賛同を受けた終末論的ドグマを信奉する「リーパーズ」は、1970年代のワッフル運動よりも非妥協的だ。ネイサン・カレン議員やアレクサンドル・ブレリス議員のような穏健派の党首候補たちには、リーパーズは手に負えないだろう。
 だが、党首がリーパーズから出るとしたらどうだろう。アビ・ルイスは、ジャスティン・トルドーに対する理想的な答えとなろう。1968年生まれで、若さとエネルギーがみなぎっている。彼はまた、ハンサムでもある。彼はまた、テレビ番組のホストや映画監督を務めている。彼はまた、エコロジー運動の象徴である魅力的な妻ナオミ・クラインの夫でもある。二人は、カナダの左翼を象徴するカップルである。
 そして何より、ルイス家の政治歴はトルドー家より長い。彼は、スティーブン・ルイスの息子であり、かつデビッド・ルイス(連邦新民主党元党首)の孫である。
 アビ・ルイスは先日、党首選に興味はないと言った。だが彼の支持するマニフェストを党が採択するなら、食指をそそられないだろうか。これこそ、多くの新民主党員が望んでいるものである。
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